山口県下関市の福井県立恐竜博物館が6月5日、52年前に採取された石が恐竜の卵の化石と判明!!今回のものは国内では未確認の種類ということで気になったため、なんの恐竜なのか考察してみました!
目次
・9種類目の卵の化石発見について!
・なんの恐竜なのか考察!!
9種類目の卵の化石発見について!
恐竜の卵は福井、岐阜、兵庫の3県で計8種類の化石が発見されているが、今回のものは国内では未確認の種類で、二足歩行の肉食恐竜として一般に知られる「獣脚類」の卵の可能性が高いということです。
日本で最初に見つかった恐竜化石は1978年に岩手県岩泉町で発見されたモシリュウの上腕骨とされていたが、今回の化石の採集時期はその13年前で、国内初発見となる。
同博物館によると、化石は下関市出身の会社員清水好晴さん(68)(神奈川県横須賀市住)が高校2年生だった65年9月に、下関市の綾羅木川上流域にある白亜紀前期(約1億2000万~1億年前)の地層で友人と採集。採集後に描いたスケッチや撮影した写真、ネガとともに自宅で保管していた。
家の整理の際に思い出し、昨年3月に山口県美祢市職員のおいに鑑定を依頼。連絡を受けた同博物館が美祢市化石館などと鑑定を進めていた。
化石は直径2~7センチほどの破片計8点。清水さんは採集後、写真に撮った塊をハンマーで割っており、現場で見つけた別の破片と合わせたこの8点が残っていた。スケッチなどから球形か楕円(だえん)形だったとみられ、卵の直径は約10センチと推定される。殻は約3.7ミリと国内で発見されたもの(約0.1~0.7ミリ)よりも極端に厚く、結晶構造が枝分かれしているのが特徴という
https://news.infoseek.co.jp/article/170605jijiX415/引用
すごいひろいものですよね!52年前のものが鑑定してみたら日本の大発見なんてびっくりしますよねwお孫さんが美祢市職員でなければ、このまま日の目を見ることもなかったかもしれません。
清水好晴さんは、日本での大発見をハンマーで割ってしまったなんてとても悪いことをした気分になったんじゃないかと思います!w
国内新種ということでもうすでになんの恐竜なのかあらかた検討はついているのでしょうか?
また、福井県立恐竜博物館にてこの卵は閲覧できるようになるとのことなので気になる方は見に行きましょう!
なんの恐竜なのか考察!!
今回は新種の恐竜でないものとして見ます。
・二足歩行の肉食恐竜(獣脚類)
・白亜紀前期(約1億2000万~1億年前)の地層から発見
・日本の近くの国で確認された恐竜
というこの3点からなんの恐竜であるのか見ていきます!!!
候補1 イクチオベナトル
スピノサウルス科
発見地 東南アジア(ラオス)
時代1億2500万~1億1200万年(白亜紀前期)
全長 7.5~9メートル
食べ物 肉(魚類)
大きい恐竜ですね!イクチオベクトルの意味は「ラオスの魚の狩人」という意味の名前だそうです!
おもに魚や超小型の恐竜も食べていたとみられます!
発見地や時代や獣脚類であることはあっていますが少し卵の大きさの割には大きいかもしれないですね。
候補2 ヴェロキラプトル
ドロマエオサウルス科
生息地アジア(ロシア、モンゴル、中国)
7000万~6500万(白亜紀後期)
全長1.5~2m
体重 16kg
ヴェロキラプトルは映画「ジュラシックパーク」に登場した小型の肉食恐竜で、動きが機敏で脚が速い事から作中では人を追い詰める恐怖の存在として描かれていました。
主に卵や幼い子供などを狙って捕食その姿は小型ながら残忍なハンターであった事を伺わせます。
大きさや生息アジア獣脚類であることは合致しているとみられますが、時代的には白亜紀後期と少し違うのでこれも違うかもしれません。
候補3 ディロン
ティラノサウルス上科
生息地(発見地) アジア(中国)
時代 1億3000万年前(白亜紀前期)
全長 1.6~2m
食べ物 肉
ディロンという名前の意味は「皇帝の竜」!
羽毛恐竜であったと断定され、この羽毛は体の保温に役立っていたとされています。
生息地や時代や大きさについてすべて合致していると考え、私はこいつではないのかと考えました。
実際に何だったのかは博物館の発表が楽しみですw
ご拝読ありがとうございました!!